イタリア・南仏旅行(13)帰途

この日は早朝(7時半発)の飛行機でピサからパリへ、パリで乗り換えてデトロイト、と行きと同じコースを逆に辿ることになったのだが、6時過ぎにレンタカーを返しに行ったら当然のことながら係員は誰もいない。時間外ドロップオフの箱に鍵を書類を入れ、空港に戻るべく、レンタカーオフィスの前でバスを待てど、バスの姿は見えず。仕方がないから空港まで歩いた。

初日にも書いたように小さな空港であるが、どうもここはレンタカー駐車場から空港まで歩くことは想定の内であるらしく、なんと歩道に「ターミナルまで何メートル」とわざわざペイントしてある!まあ、たかだか500メートルくらいだから、歩いてもどういうことはないのだけど、荷物を大量に抱えた人には辛いだろう。

アメリカでは今時、地面の上を歩いてタラップを登って飛行機に乗るというパターンは非常に少なくなっているのだけど、ヨーロッパではまだまだ健在らしく、ピサでもパリでもタラップで昇降させられた。しかしあれ、車椅子の人はどうするのかね。アメリカの空港では車椅子の人をたくさん見かけるのだが。

一つ興味深かったのが、アメリカからパリに到着したときは、パリでパスポートにスタンプを押してもらって、ピサでは入国審査はなかったのだけど、帰りはピサで乗るときもパリに到着したときもパスポートをチェックされた点。フランスはイタリアの国境管理を信頼してないってこと?アメリカ行きはセキュリティがうるさいから、もちろんパリを出るときにもパスポートをチェックされたけど。ちなみに日本のパスポートはセキュリティを素通りできる確率が高いように思う。イスラム圏のパスポートを持った若い男性なんか、別室にご案内されて飛行機に乗り遅れたとか、かなりブツブツ言ってる人がいた。

ピサからパリへの飛行機では朝食と称して菓子パン(デニッシュ)と飲み物が出たのだけど、これがとんでもない代物。デニッシュは合成甘味料と合成着色料の味しかしないし、コーヒーはなんとインスタント。アメリカの国内線は2時間程度のフライトでは食事は出なくなって久しいが、こんな食べられないような食事を出されてもねえ。

パリのシャルル・ド・ゴール空港の国際線ターミナル、前に来たときは早朝の出発便で売店は開いてなかったから気づかなかったけど、ここって日本人の好きそうなブランド店がたくさん揃ってるのね。別にパリの街なかに行かなくても、空港で一日過ごせば、必要な買い物は全部できるんじゃないかと思えるような品揃え。

パリ・デトロイト間はA Fish Called Wandaという結構むかしの映画を見て笑いこけた。弁護士の奥さん、あれ、完全にダイアナを意識してるのね。80年代の映画にしては、なかなか、ワードローブは今見ても許容範囲。

なにあれ、飛行機は少し遅れたけれど、乗り継ぎに影響もなく、無事に2週間の旅を終えたのだった。

4 thoughts on “イタリア・南仏旅行(13)帰途

  • July 10, 2012 at 10:20 pm
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    このシリーズ、最後まで興味深く読ませてもらいました。今思い出しましたが、エールフランス、baguetteは美味しかったけど食事そのものは大したことありませんでした。やっぱり飛行機の食事はどこも期待できないと言うことですね。

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    • July 11, 2012 at 9:18 am
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      Nobuさん、コメントありがとうございます。あと、「お金」と「通信」関係のまとめを書いて、FIにリンクします。

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  • July 11, 2012 at 5:33 am
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    パリの街で買おうかどうか迷ったものを、空港で見つけたりすると、縁があるんだわ~と思って買ったりするためにお店があるんですよ~
    帰りになると、またいつ来るかわからないからと思って、ついつい買ってしまうこともあり、でも、日本より安いからいいわと自分を納得させてます!

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    • July 11, 2012 at 9:20 am
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      くまちゃん、さすがは円高ニッポンですね。ユーロはそろそろ一ドルを切ってもいいと思うのに、まだまだその域には達してません。でも感覚的には1ユーロ=1ドルくらいで換算してしまいますね。

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