今年のtax(1) – どのバージョンを使うか?

例年、なるべく無駄に政府に税金を貸さない(=ペナルティのかからないギリギリの線で、低めに天引き設定)ようにしているのだけど、昨年は事情で天引き額を多めに設定。つまり、今年は払い戻しがあることが予想されたので、なるべく早く申告したかったのだけど、投資口座の書類は2月半ばまで揃わないし、その後グラントの締め切りやら何やらで、やっと本日、タックスリターン終了。

使ったのは例年通りTurboTaxオンライン版。無料・有料含めて5種類の中で「どのバージョンを使ったらいいの?」という目安は次の通り。ちなみに安いバージョンで始めても、途中で上位バージョンに乗り換えることができるので、不安な場合は安いバージョンでスタートするのがお勧め。

  • フリー  — 1040EZまたは1040A用。Itemized deduction (Schedule A) が出来ないので、自家保有で住宅ローン利子や固定資産税を払っている場合は向かない。
  • ベーシック — Itemized deductionは出来るけど、W-2以外の収入(1099-MISC)があると向かない。
  • デラックス — Itemized deduction、1099-MISCは出来るけど、Schedule Dが出来ないので課税口座で株式・債権・ファンドなどの売買をした場合は向かない。
  • プレミア — Schedule A、 Schedule Dの他、Schedule E (賃貸不動産の収支申告)がついてくるが、Schedule C (スモールビジネスの収支申告)は出来ない。(C-EZは出来る。)
  • ホームビジネス — Schedule A, C, D, E が出来る。

わたしはケチなのでデラックスで開始したが、投資口座のデータを読み込んだ瞬間、「Schedule Dが必要です。プレミアにアップグレードしましょう」というメッセージが出て、乗り換えを余儀なくされた。

 

2012年度税金の見通し

今年はIRSのタックス・リターンの受け付け開始も遅かったので、まだ本腰入れて税金をやる気にはなれないのだけど、一通りの書類(W-2とか1098とか)が揃いだしたので試算してみた。

… う〜ん、どう計算しても連邦も州も追加で払わないといけない様子。いちおう不足ペナルティーには引っかからない程度。給与所得者なので、これ以上控除を増やすのは難しそう。

今年の変わった点:

一昨年、自宅をキャッシュ・イン・リファイナンスしたので、モーゲージ利息の控除がものすごく少なくなった。

今年は去年と違って、ロスハーベストしたので、キャピタルゲインはない。

昨秋から教会のオルガニストとして少額ながらお給料をもらうようになった。よって、オルガン関係の費用は全部「払い戻しを受けていない職業上の経費」というカテゴリーで控除してみた。ちなみにオルガンは、教会側のスケジュールに従って弾かないといけないので、自営業ではなく、教会の職員扱いになる。だから、オルガン関連経費のうち、控除できるのは、所得の何%かを越えた部分のみ。それでも「趣味」だと控除できないものが、いちおう給料もらってると控除できるというのは嬉しい。

リタイアメント・プランは州政府の職員というのは、何故か普通よりもたくさんtax-deferred planに拠出できる(410a, 403b, 457bプランの全部に満額を入れることができる)のだけど、これ以上拠出して現在のキャッシュ・フローに支障が出るのも困るので、増やすつもりはない。

かくなる上は、今後税金を減らす方法としては、チャリティーへの寄付を増やすぐらいしかないですかね。(もう一軒家を買うなんてのもアリ?←冗談)

Tax return 終了

今年は連邦税も州税も追加で払わないといけないことがわかってたので、なかなかやる気になれなかったのだが、直前になってコンピュータがストを起こすとかそんなバカな目に合うのも嫌なので、とりあえず終了させた。

使ったのは例年の如くTurboTaxのオンライン版。ある年、「投資商品の売買をしましたか?」という質問に「イエス」と答えたら、Premier版に誘導されてしまったが、自分の場合はストックオプションとか関係ないので、Premier版のガイドはあまり役に立ったと思えなかった。以来、Deluxeを選ぶように気をつけている。(はっきり言って、Basicで十分ではないかという気もしている。昨年は節税をよく考えずにお金を動かしたので、税金の支払不足が生じたけれど、TurboTaxに指摘されるまで気づかなかったdeductionとかcreditなんか、はっきり言って皆無だし。)

しかし、オンラインでtax returnができるようになって何が一番便利かと言えば、支払い日をギリギリに設定できることですね。還付があるときはできるだけ早く返してもらい、支払うときは期日ギリギリに、というのは、自分にとっての鉄則。

さて、今年の一番の収穫(?)は、地方債の入ったmoney market fundの利子をどう入力すれば、TurboTaxに正しく理解してもらえるかをようやく解明したこと。自分の持っているMMFの中にはいろんな州の地方債が入っており、連邦税上の課税対象額と、州税上の課税対象額が異なるというややこしい問題が生じる。どうせごく少額なので、この扱いを間違えたからと言って納税額に差があるわけではないので、これまで無視していたのだけど、今年は、「もしかしたらこうすればいいのかも」と思いついてやってみたら、ちゃんと「連邦税のかからない利子収入1ドル、州税のかからない利子収入0ドル」となった!

これで、MMFのリターンが上がって、高額の利子収入を得るようになっても(←妄想するのは勝手)、正しく処理できそう。

今年のTax

年々、税金関係の書類(1099とか)が揃うのが遅くなっているような気がするが、とりあえず2010年度のTaxが(ほぼ)終了。「ほぼ」というのは、いちおう入力は済んだけれど、最後のFile(申告する)のボタンをまだ押してないからである。

例年、TurboTaxのオンライン版を使っているのだが、今年は最初のインタビューの部分で「株式やファンドの売買をしましたか?」に「イエス」と答えたら、勝手にPremier versionにされてしまった。投資をしているとは言っても、ストックオプションなどないので、申告するのはごく単純なキャピタルゲイン、配当金、利息の類いのみ。それも、TurboTaxから証券会社の口座の情報が直接ダウンロードされるから、Premier versionなんか必要なかったのだが、いったんPremierに回されてしまったら、どうやってキャンセルできるのかも不明(入力を全部削除して一からやり直し?)だったので、不必要なPremier versionでやるはめになってしまった。

しかも2010年は日本と少々お金のやりとりがあったので、TurboTaxでどの程度のことができるのか調べるだけのつもりで「海外口座」云々の部分をクリックしたら、最終のプリントアウトのプレビューで「海外の信託(トラスト)のなんたら」という部分が「イエス」になってしまっている。ところがこれを訂正しようと思って元に戻っても、なぜか同じ画面が出て来ない。別に最終の税額が変わるわけではないので、気にすることはないのかもしれないが、間違いがあるとわかっているままで申告するのも気持ちが悪いので、Fileのボタンが押せないでいる。これ一つのために郵送にするのも嫌だし。(ちなみに郵送する場合は、必ず受け取り証明付きにしている。むこうで紛失された経験もあるし。)

よそでも指摘されていたように、何度も何度も「Audit protectionを買いませんか」とか、「プロにチェックしてもらいたくありませんか」とか聞かれるのもうっとおしい。プロといってもピンからキリまでいることはこちらも重々承知しているので(そもそも今年はプロにやってもらおうかと思って、知人から紹介されたところに電話したのだが、どうもこちらが求めているような経験がないことが明白だったので、諦めて自分でやっている、という経緯もある)、TurboTaxに勧められて「イエス」というほど、こちらもお人好しではない。

(関係ないが、TurboTaxでやって、Treasury就任前に税金の払いそこないが発見されたガイトナー、Audit Protectionは買ってたのだろうか?なんちゃって。)

というわけで、来年からはTurboTaxを見放そうかとも思うのだが、納得できるだけの代替品がないのが痛いところ。金融機関からのデータのダウンロードは、TurboTaxがいちばんスムースだと聞くし。

前にも書いたが、だいたいIRSはすでにこちらの受け取ったW-2や1099の内容をすでに把握しているくせに、わざわざ白紙を寄越して、「さあ、お前の受け取った給料や利息の額を書け!」というのも変な話だ。クレジットカード会社が白紙を送ってきて、「さあ、利用した分を自分の記録から記入して、それに合わせて払え!」と言ってくるようなもの。紙の郵便には誤配達が付き物だし、少額の銀行口座の1099が一つくらい欠けていても気がつかないこともあるし、今のタックスリターンは本当に無駄の多いシステムだと思う。

[追記]
今、ネブラスカの書類を見て気づいたのだが、「ペーパーリターンの方は、還付金を受け取るのに最長4ヶ月かかります。」と!!!よかった、還付金なくって。
しかしネブラスカ、無駄に人の金ばかり取りよって!州の所得税と固定資産税合わせたら、連邦の所得税を越えてるやん。うちの前の道路の除雪くらいしてよね。

どうしてIRSは自動的に税金を計算してくれないのか?

今日のNew York Timesの記事 “Why Can’t the I.R.S. Help Fill in the Blanks? ” から。

税金の書類、W-2やら1098やらには、「この情報はIRSに報告されています。」と注意書きがある。では、IRSがすでにtaxpayerの情報をこれだけ把握しているのなら、どうしてtaxpayerは同じ情報をソフトウェアにせよ紙面にせよ、もう一度入力しなければならないのか?TaxpayerはIRSのウェブサイトから自分のW-2や1098の情報がすでに入力されたフォームをダウンロードし、修正が必要な部分だけ直して送り返せばいいのではないか?
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