Southern France Organ Study Tour – 1

5月下旬、オルガン見学ツアーで南仏に行ってました。

パイプオルガンというのは基本的に動かせないので、体験するにはそこに行ってみるしかない、ということで、わたしのオルガンの先生の旦那さん(この人もオルガニストで、大学のオルガン科の教授)の主催するツアーに参加することに。

初日、まずはオマハからシカゴを経てヨーロッパへ。

集合場所がリヨンだったので、当然北米から直交便はなく、ヨーロッパ内で飛行機を乗り換えるか、パリからTGVで行くかという選択に。最初はTGVに乗りたかったのだけど、スケジュールが合わず断念。(日本の東海道新幹線みたいに1時間に何本もあるわけでないので。)乗り換え経由地としてはロンドンかマドリッドということになったが、ヒースローの入管は評判悪いのでマドリッド経由を選ぶ。ということで、初のイベリア・エアを体験。

シカゴで乗継を待っていたら、黒衣のオッサンらがゾロゾロ。若い人が多いので神学生の団体かと思ったら、もう学生ではなくて神父さんたちの団体だった。最近は若い神父の志願者が激減して、カトリック教会存亡の危機なんて言われるけど、この団体、ほとんどが若くてスラリとした結構イケメンの男性ばかりで、ちょっとびっくり。神父さんたちは当然マドリッドでローマ行きに乗り換えるのだろうと思っていたら、なんとリヨンまで一緒だった。最終目的地はローマらしいが、なぜこのような旅程を選んだのか不明。(単に安かった?)

さて、イベリア・エアはEUだから当然かもしれないが、機材はエアバス。まずまず新しく、各座席にエンタメ装置もつき、悪くない。(こんなの今どき当たり前と思ってたら、なんと帰りのアメリカンは個別エンタメ装置なし、今どき宙吊りのブラウン管モニターという化石のような機材だったんですよ!)しかし、ヨーロッパ系航空会社のくせにコーヒーが絶望的に不味かったのは許せない。

あと、オマハーシカゴの飛行機で、「当機には大型手荷物のバレーサービス(手荷物サイズだけど機材が小さくて機内収納できないサイズの場合、チェックインせずに搭乗口で預けて、降りるときに返してもらう)はありません。ローラーボードはゲートで最終目的地までチェックインいたします」と言われて取り上げられてしまった。バレーサービスのない小型機なんて初めての経験。

マドリッドでいったん入管を通り(荷物は出てこない)、リヨンでもう一度パスポートチェック。確かフランスはEU内から来た飛行機でも、これをやるのよね。取り上げられた荷物とも無事再会し、タクシーで集合場所であるリヨン市内のホテルへ。

ヨーロッパの空港のセキュリティチェックでいつも思うのだけど、何かアメリカ人と比べて皆、不慣れな感じ。アメリカだと(とくに出張族の多い時間帯だと)早くからラップトップをかばんから取り出し、靴を脱ぎ、ジャケットを脱ぎ、化粧品など液体の入った袋を出し、準備万端で列に並ぶ人が多いのだけど、ヨーロッパでは係員に言われるまでやらない人多し。おまけに係員は片言の英語で「ラップトップ」とか言う以外は、現地語でしか言わないとか。まあ、アメリカでは飛行機は日本のバス・電車の感覚だからね。

(追記)そうそう、思い出したけど、飛行機の切符の “TSA Pre” と書かれていたので、オマハのセキュリティラインで靴を脱がなくてよろしいと言われた。オマハのセキュリティは滅多に混雑しないからあまり有り難みはなかったのだけど、いったいどういう基準で “TSA Pre” になるのかさっぱりわからない。