携帯からお金のやりとりができる?

この記事によると、clearXchangeというシステムを介して、メールやテキストで個人間で簡単にお金のやりとりができるようになるらしい。今のところ参加しているのはBank of America、JP Morgan Chase、Wells Fargoの三行のみで、まだ試運転中らしいが、ゆくゆくは全国展開になるとのこと。現在のところ、使用料は無料だが、最近の法改正で残高不足の手数料を制限された銀行業界では、新たな収入源として様子をうかがっているとのこと。

この記事からは、これは個人間のみを対象としているのか、個人とビジネスの取引も扱うのか、とか、送金額の上限はあるのか、など、そういった具体的なことは不明。現行のものとしてはPayPalによる送金システムに対抗することになると書かれている。PayPalは、個人間の送金の場合、銀行口座とリンクさせてあれば手数料無料というのが魅力の一つだから、この新サービスが個人間で使用料を取るようになれば、PayPalを抜くのは難しいかもしれない。

わたしはよく知った人とお金をやりとりするには、INGDIRECTの送金システムを使っている。相手の口座番号を知らせてもらう必要があるので、親しい人とのやりとり以外にはちょっと使いづらい面がある。(実際問題、相手の口座番号を知ったからといって、その残高を知ったり、口座のお金を失敬したりすることができるわけじゃないから、問題にする必要はないと思うのだけど。)でも、送金手数料無料、INGの口座同士なら瞬時にお金が動く。他行の場合はお金が実際に移るのは2日かかるが、受け取り側もチェックを銀行に換金に行く必要がないので、一度使うと非常に喜ばれることが多い。だいたい、紙のチェックが郵便で行き来するなんて、時代錯誤もはなはだしいのでは?

不況

最近のニュースで景気の後退をいちばん実感させられたのは、「あなたの銀行は大丈夫?」とか「FDICはどのように働くか?」という記事である。

アメリカの銀行で口座を開くと、当座預金や定期預金には “FDIC-insured” と記載されてある。 FDIC とは Federal Deposit Insurance Corporation の略で、一定額まで個人の銀行預金を国が保証するという制度である。これは1920年代の大恐慌の際、多くの銀行が倒産、それに伴って口座保持者が預金引き出しのために窓口に殺到するという、いわゆる「取り付け騒ぎ」が頻発したため、その反省から生まれたものらしい。
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