Southern France Organ Study Tour – 20

最初の予定ではツアーはパリ到着後、その週末をパリで過ごすことになっていたので、それに合わせて飛行機を予約したのだが、人数分のパリのホテルの確保が難しいということでパリ到着の晩にツアーは解散、あとは自由行動ということで週末が空いた。そこで帰りの飛行機まで二日間、パリをぶらぶらすることに。

パリは歩いて回る街だと思うのだけれど、同行者が長距離歩くのは嫌、美術館も嫌というので、セーヌ川沿いの主な観光地を回る観光船に乗る超お上りさんコースを。いったんチケットを買えば乗り降り自由。

切符

Batobus ticket

 

ノートルダム大聖堂の側で他の船とすれ違ったところ

Notre-Dame

エッフェル塔の側で下りた

Eiffel Tower

もう、どこに行っても人、人、人。観光船も超満員。

この日の晩はパリ郊外に住む旧友の家に招待されて(無理やり招待させた?)夕食を共にしたが、なにせこの春はずっとお天気がさえなかったのが、この日は久々の好天気、しかもキリスト昇天祭の long weekend なのでヨーロッパ中から観光ラッシュなのだとのこと。

その翌日は打って変わってぐずついたお天気。午前中は St Sulpice のミサに行く。St Sulpice では日曜日のミサの後に毎週、短いオルガン・コンサートがある。

St Sulpice

St Sulpice

St Sulpice organ schedule

St Sulpice

St Sulpice のオルガン。ここも有名な Cavaillé-Coll 

St Sulpice Cavaillé-Coll

この日はなんと教区の堅信礼があり、ミサが30分ほど長引く。Aix-en-Provence の例からも考えて、フランスではペンテコステの前の日曜日に堅信礼をするのが一般的なのかな。

ミサの後はまた観光船に乗ったが(2日有効のチケットを買ったので)、お天気が今ひとつだったことと、連休の最終日ということも相まってか、観光船はガラ空き。なので運行される本数も少なく、次のが来るまでかなり待たされた。前日は観光船ラッシュ状態だったのに。

その後はモンパルナス墓地で墓見学。ここに Cavaillé-Coll  の墓があると聞いたので。

Cavaillé-Coll の墓

Cavaillé-Coll の墓

サン=サーンスの墓も見つけた

サン=サーンスの墓 サン=サーンスの墓

翌日、帰りの飛行機にチェックインしている途中に、「不審な荷物が発見されましたので避難してください」ということで、ターミナルから追い出される。避難圏内にあるレストランの客も皆追い出されていたけど、あの人たちはあのまま無銭飲食になったのだろうか?「ここまで下がってください」というラインがなぜかマクドナルドの前で、仕方ないのでマクドナルドの不思議なコンピュータ化されたオーダーシステムで水を注文する。(口頭で注文すると「出てきたものが注文と違う」というトラブルが多かった?タッチスクリーンで自分で注文したら、他に責任転嫁はできないぞということ?)

案の定「不審荷物」は何でもなかったようで、再びチェックインの列に。ゴタゴタで待たされているうちに搭乗時刻が迫っていたので、優先お飛越でチェックイン完了。

AA の飛行機はこのご時勢に客席の上にブラウン管のぶら下がった超旧型機種。当然、個別のエンタメセンターなどなし。こんなものがアメリカの航空会社で現役として飛んでいるとは。(ビジネスクラスは iPad 貸出だった模様。)

シカゴで入国するのは久しぶりだったが、ものすごく混んでいた模様。「模様」というのは、「チェックイン荷物のない人はこちらの列に並べます」というのに並んだから。こちらも結構列が長かったけれど、おそらく一般の列よりは早かったと思う。ただしここは本当に預入荷物のない人専用で、間違えて並んでしまったら荷物のカルーセルにアクセスできずに入国管理エリアを追い出されてしまう。これで失敗した人はきっと何人もいるに違いない。

シカゴ=オマハでは同居人はなぜか TSA-Pre 、わたしは普通のチケット。これでますますどういう基準で TSA-Pre が出てくるのか分からなくなった。

まあ、なにはともあれ、こうして無事にツアーは終わったのだった。

Southern France Organ Study Tour – 19

最終日午後は Poitiers の Cathédrale Saint-Pierre へ。「オルガン世界一」を挙げるときに、ほぼ必ず候補に入る有名なオルガン。これまたバスは教会の近くまで行けなかったので、最寄りの大通りでバスを下りて教会への丘を登る。

ポワチエ大聖堂

Poitiers Cathédrale Saint-Pierre

 

祭壇

Poitier Cathédrale Saint-Pierre

Choir の椅子の下にいろんな装飾が

Poitiers Cathédrale Saint-Pierre

壁に彫られたラビリンス

Poitiers labyrinth Poitiers labyrinth

オルガン

Poitiers Cathédrale Saint-Pierre

ここで弾いたのは Titelouze の Magnificat 第2曲。

せっかくここまで来たのだから、ぜひ全員何か弾くべき、というツアーディレクターの思し召しで、一人あたりの持ち時間は3分から5分という超過密スケジュールだった。レジストレーションを手伝ってくれたここのアシスタントオルガニストが、「違ったレジストレーションも試してみたら?」と言ってくれたのだが、「時間厳守。最初の数小節だけなら許す」ということで、ちょっとだけ違ったレジストレーションで弾かせてもらう。かくして最後のオルガンはバタバタと大忙しのうちに終了。

ここから再びバスに乗ってパリへ。パリ周辺の道路は前日のキリスト昇天祭の祭日を合わせて long weekend に遠出する車で大渋滞。この日の宿泊はドゴール空港近くの巨大ホテル。いちおうレストランの一角で farewell party らしきものをやり、無事にツアーは終了した。