Southern France Organ Study Tour – 15

この日の晩は、ロマネスク様式の代表的建築である Basilica of St. Sernin へ。現地でツアーの面々と落ち合うことにしていたのだが、夕方から小雨が降り出し、肌寒い夜に。しかも「現地で落ち合う」と言っても、巨大な教会なので、出入口がいくつもある。教会正面扉の前は、雨宿りのホームレスや、いちゃつく若いカップルが占拠。教会の中からはオルガンの音が聞こえていたので、約束したオルガニストが教会内にいることは間違いなかったのだが、彼がいったいどの出入口から出てくるのかがわからず、結局、何箇所かに別れて待つことになる。

St Sernin の鐘楼

Basilica of St Sernin

 

ようやくオルガニストが出てきて無事に教会内に入れたが、この日は Ascension (キリスト昇天祭)の前日で、翌朝のミサに備えて sacristan ( 日本語は聖具保管担当者?要するに教会の用務員さん)が祭壇の掃除に余念がなく、どうやらわたしたちのことを自分の仕事の邪魔をする闖入者とみなしたらしく、照明を暗くしてみたり、わざと(?)延々と掃除してみたり。

祭壇

Basilica of St Sernin

回廊も広く、とにかく巨大な教会。こんなに広いのは、サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼経路にあり、巡礼たちがここに寝泊まりしたからだそうだ。

Basilica of St Sernin

ここのオルガンは Cavaillé-Coll。コンソールはなぜか小さな部屋のようになっており、入り口を閉じれば中で昼寝をしていても誰にも気づかれない!

St Sernin organ

オルガニストが「ここのオルガンは Widor や Vierne の派手な曲が似合います」と言ったせいか、次から次へと賑々しい演奏が。わたしは最後の方だったので、「賑やかな曲はもう打ち切り。ここから後の人は静かな曲を弾いてください」とのことで Dupre の Magnificat 第5曲を。昼間に第6曲を中断したから、それを弾きたかったのだけど。

 

 

 

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