Southern France Organ Study Tour – 11

ツアー7日目。ここから丸二日間、トゥールーズの市内のオルガンを、ほぼ徒歩で回る。(ツアーバスで移動したのは一回だけ。残りはすべて、旧市街の狭い範囲内に。)移動がないということで同居人は大喜び。早速寝坊を決める。

まずは Musée des Augustins へ。ここは元はアウグスティン会派の修道院だったが、フランス革命期に最後の修道士たちがここを去り、現在では美術館。しかし建物は修道院のままなので、回廊、中庭などがそのまま残っている。

Musée des Augustins

外観

Musée des Augustins 外観

中庭

Musée des Augustins 中庭

 

回廊

Musée des Augustins 回廊

オルガンは修道院付属の教会だった部分にある。

Musée des Augustins オルガン

このオルガンは近年に新しく建造されたもの。いちおうドイツ風のオルガンなのでバッハの Schübler Chorales から Ach bleib bei uns, Herr Jesu Christ (BWV 649) を弾く。

次は徒歩でトゥールーズの大聖堂の付属チャペル、 Chapel de Sainte-Anne へ。

大聖堂外観

Toulouse Cathedral

Chapel de Sainte-Anne

Chapel de Sainte-Anne

ここも新しく建造されたオルガン。こちらはイタリア風。

Chapel de Sainte-Anne オルガン

短いリードが手前にある。調律が楽だ!

Chapel de Sainte-Anne オルガン

ちょっと変わったペダルボード。

Chapel de Sainte-Anne オルガン

チャペルの中にあった張り紙。「教会のために、お金は空から降ってきません。」と、わりと身も蓋もなく寄付を呼びかけるポスター。

Chapel de Sainte-Anne ポスター

 

イタリアンな曲は用意して来なかったので、ここで弾いたのは Sweelinck の Unter den Linden の最初の二曲。

適当にお昼を食べて、午後は別の教会で集合ということで、どこからともなく現れた同居人(伝書鳩なみの帰巣本能の持ち主)と安いベトナム料理屋(ほとんどテイクアウト専門と思われる)でベトナム春巻きと焼き飯の昼食。

 

 

 

2 thoughts on “Southern France Organ Study Tour – 11

  • July 13, 2014 at 11:59 pm
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    パイプオルガンにドイツ風とかイタリア風とかあるんですか。
    トゥールーズはあの辺りでは大都市らしいですが、旧市街は歩いて回れる規模なんですね。時間があれば行ってみるかも。
    パイプオルガンは私も一度生で聴いたことがあります。ラヴェンナのサンヴィターレ教会。夜のコンサートだったのでオルガニストは上の方で見えませんでしたが、パイプオルガンだったと思います(^^;

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    • July 14, 2014 at 11:22 am
      Permalink

      地域によって音の好みが違うようです。オルガンの先生の談によると、これは教会の建築法とも関係があって、石造りの教会とレンガ造りの教会では共鳴の仕方が違うから、それぞれのスペースに合わせた発達を遂げたのだということでした。
      トゥールーズはエアバス社の本社所在地ということで、航空や宇宙開発のハイテク産業都市のイメージで売りだそうとしていますが、なにせフランスはパリに一極集中ですから、それに比べるとほんとうに小さな都市です。
      オルガン・コンサートはオルガニストが見えないことが多いですよね。最近は会衆から見える位置にオルガンコンソールを置いたり、コンソール付近にカメラを入れてスクリーンに映し出したりするコンサートもあるそうですが:)

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