IRSから新年のご挨拶

12月に送ったIRSからのお便りの返事、ようやく「受け取りました」の手紙が来た。こちらに対しては「12月26日までに返事がなければ、こちらの言い分に不服がないものとして、追徴金を払っていただきます。」と高飛車なのに、あっちからは受け取り証明が来るのに1ヶ月かい、この立場の違い。しかもその手紙の日付が2013年1月29日と、未来の日付になってるところも不思議。

今回のお手紙は「受け取りました」だけで、60日以内に正式の返事が来るらしい。しつこく「未納分の税金は今のうちに払った方がお得ですよ。利子がかかりますからね。」と書いてある。未納分なんてないの、あんたが勝手に変な解釈して、人の税金を釣り上げようとしてるだけでしょ。

深まる謎

さてこの謎の請求書、とりあえず本人が記載された電話番号に電話したら、それは医者で下肢静脈瘤の治療用に処方された弾性ストッキングの費用だという。

「医者がそれは保険でカバーされるってゆうたから、そこで誂えてんで。保険でカバーされへんねんやったら、最初から自分でどっか安いとこ見つけて買うとったわ。だいたい最初、ナースに自分でアマゾンかどっかで買うってゆうてん。そしたら、ナースは、これは特別製で、こういう特別なのはアマゾンで買えないって言いよってん。特別製が聞いてあきれるわ。一回使たら、指のところから穴あいてオシャカや。」

「ちょうどええやん。穴あいたから不良品やゆうて返品したら?」

それにしてもよく分からないことだらけ。

  • 診察を受けたクリニックそのものの請求書がまだ来てない(もう2,3ヶ月以上たっている)
  • 保険の明細も来ていない
  • 何に対する請求であるかも明記せず、いきなり「請求」とだけ書いて送ってきて、いったいそんな正体不明のものをホイホイと払う人がいるのか?

こういうことの繰り返しでアメリカの医療の事務コストが肥大化するのよね。

新種の詐欺?

郵便受けの中に同居人宛の封書が一通。

(何とか)Medicalとか書いてあるので、ジャンクメールではないのだろうと思って、本人の同意のもと開封してみたら、

「請求書、締め切り60日遅れ」

として100ドル以上の請求額。

聞いたこともない名前の団体だし、だいたいこれまで一度も請求書が来たことがないのにいきなり60日遅れとは何事?おまけにその100ドル以上の請求内容の詳細も不明。

アメリカでは医者にかかるとあちこち(医者、検査施設、病院、レントゲンを取ればそれを読んだ放射線科医、手術をすれば麻酔科医、とか、際限がない)からバラバラに請求書が来るので、ちょっと気を抜くとすぐにどれが何の請求書かわからなくなる。本当に病気で体力の落ちたときなんか、とても応対できたものじゃない。医者の請求書ひとつにしても、実際にかかっているドクター・何々の名前でなく、そのドクターが属する診療グループの名前で来たら、すぐには気が付かないこともあるし。高齢の親御さんが亡くなって、その後片付けを息子・娘がする場合など、本当に大変だろうと思う。

さてこの正体不明の請求書、うちの同居人はクレジットスコアの世界から完全に超越して生きているので、これがcollectionに回ろうがどうしようが全く平気なのだけど(わたしとは完全別会計なので、わたしのクレジットスコアにも影響はない)、世間一般には医療関連らしき請求書が来たら、踏み倒すよりは払う人の方が多いだろうから、これは何だかアメリカ版オレオレ詐欺のような気がしてきた。

だいたいクレジットカード番号を記入して返送してください、なんてところが、いかにもアヤシイでしょ?