今日のミサの前奏でオルガンデビュー!と書くと格好いいが、実はヒヤヒヤしながらようやく最後まで弾いたという感じ。
オルガン、特に教会にあるようなパイプオルガンは、ほとんどがカスタムメイドのせいか、ペダルの間隔が楽器によって違ったりする。うちの教会の聖堂内のオルガンは、練習用オルガンよりペダルの幅が広い。ペダルは目で見ないで、位置を体感覚として覚えて演奏するので、(実際には先生の目を盗んでチラ見するのだが)その間隔が変わるというのは習い立ての初心者にはありがたくない。しかも一回踏み損ねると、音をはずしたことの焦りと、そこから次のペダルへの位置関係がずれてくることによる焦りが重なって、なかなか辛い。オルガンの先生に「音をはずしても、止まらずに知らん顔して前に進む練習をするのよ。」と言われたけど、たしかにそれは大事かもしれない。
今日弾いたのは、アドベント(待降節)ということで、 Nun Komm der Heiden Heiland に基づく小品二曲、バッハの Orgelbuchlein (BWV 599) とスウェーリンク。バッハの方は YouTube にたくさん出ている。スウェーリンクは後期ルネサンスからバロックに分類されるオランダの作曲家で、こんな感じ。こっちはペダルがないので、これを選んだのは正解だったと思う。
オルガンデビューおめでとう!歌といい、オルガンといいよく頑張りましたね~
昔のピアノの発表会を思い出しました。間違えるとあせるから、よけいひどくなるんだよね!!
でも、歌でもオルガンでも、生活がかかってないから楽しいんだよね。(田舎の教会のオルガニストの口はたくさんあるらしいが、それじゃきっと食べていけない。。。)これが、「レコード契約のかかったオーディション!」なんていうと大変だよね。