歩道その後

家の前の歩道の補修をめぐる戦いの続き。

うちの同居人が近所の人から聞いてきた情報によると、ことの発端はここから数ブロック離れたところにある「歴史的建造物美観維持地区」 (historic district) の住人たちらしい。うちは美観維持地区の指定範囲外にあるのだが、この地区内の住人たちが、「地区近辺の物件の状態が悪いと、自分たちの家の評価額に影響する」と言って、周辺地域の美化を市役所に訴え出たらしい。歩道敷石云々はその一環とのこと。

うちの家も含めたこの地域一帯は、昔(百年前)はオマハ市の西端で、金持ちがたくさん住む裕福な住宅街だったのだが、市街が西へ、西へと延びるにしたがってinner cityとなり、住宅街としての人気は低くなった。しかし、昨今の都心回帰の流れとも相まって、何とか復活させたいと思う人は少なくないらしい。

この辺の家はたとえばこんな感じ

とか、こんな感じ。

そりゃ、家の評価額が上がるのは悪いことじゃないけど、だからって言って大して悪くもないうちの前の歩道に文句をつけるのはやめてほしい。(それに評価額が上がると、固定資産税も上がるからねえ。今でも固定資産税、十分高いのに。評価額の2%越えてるんだから。)

敷石が1センチずれてる(測った…)のは、ちょっと地面を掘って細工したらまずまず平らになったので、月曜日に市役所に電話してみた。

「あの、歩道の修理が必要だって通達を受けたんですけど、わたしの目にはどこも悪くないように見えるんですよ。どこが悪いのか教えてもらえます?」

ついでにマンホールの件も一緒に尋ねてみたら、翌日電話がかかってきた。

「えっと、現場に行ってご指摘の部分を見てきました。南側の敷石はですねえ、あれはコーキングを直してもらえば結構です。それから北側のマンホールにまたがる部分は、これは市が補修します。」

ヤッタ!!!

しかし電話でそう言われただけでは心配なので、(書面でその旨、送ってほしいと言ったのだが、今のところ書面は届いていない)敷石にペンキで「市が補修」 (City To Repair) と書いてあるのをいちおう写真に撮っといた。最悪の場合はこれが書面の代わりだ!

2 thoughts on “歩道その後

  • July 3, 2010 at 11:05 pm
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    よかったですね。しかし、ホント、声高に文句言った者が勝ちですね。Dの対市戦いは市議全員を巻き込んでいるのですが、誰も興味ないみたい。私はLiberty、市民の権利に対する皆の関心の低さが信じられない。

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    • July 3, 2010 at 11:15 pm
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      権利とか規制とか、なかなか我が身に直接降り掛かってこない限り、皆、動かないですね。うちは変な方向に権利意識の高い同居人を抱えているのでいろんな情報が入ってきますが、世論を動かすというのは本当に大変だとよくわかります。

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