オマハは本当に生活費が安いのか?その2
Jun 10th, 2010 by F Fries
アメリカは州によって所得税の税率が全然違う。カリフォルニアのように最高税率10.55%というのもあれば、アラスカやテキサスのように個人には所得税のかからない州もある。ニューヨークは最高税率が8.97%だからカリフォルニアより安いのかと思えば、ニューヨーク市は別途に税がかかる。わたしはかつてオハイオ(クリーブランド近郊)に住んでいたことがあるが、職場がクリーブランド市内、自宅は市外にあったので、所得税はクリーブランド市と自分の住む市の両方に払わされた。
さて、わたしがここに来る前に住んでいたイリノイと、現住所であるネブラスカを比べてみると、イリノイは一律3%に対してネブラスカはなんと6.84%!ネブラスカは累進課税だが、$27,000以上は6.84%のブラケットなので、相当所得が低くない限り、このブラケットに入ってしまう。(税率の数値はTax Foundationのサイトのデータによる。)
では、ネブラスカはイリノイの二倍以上州税がかかるのかと言えば、実はそう単純ではない。ネブラスカは連邦とほぼ同額の控除が認められるのに対し、イリノイは固定資産税以外ほとんど控除が効かないからである。
こういうappleとorangeを比較するには、以前にも紹介したこのサイトのツールが役に立つ。
これで自分の所得に対してネブラスカとイリノイの州税(所得税)を比較してみたら–
やっぱりネブラスカの方が高かった。カリフォルニアよりは安いけど。
結論1
ネブラスカの所得税は安くない。
どの州も、収入と税金と物価とサービスと、いろいろプラスマイナスすると、似たりよったりなのでしょうか。 ニューハンプシャーみたいなところも、仕事がマサチューセッツだと(そういう人がとても多い)所得税はらわされるし、その割りに固定資産税は高いし。
ただし、オマハ(や他の中西部の中小都市)は、ボストンやサンフランシスコなどと比べると住宅費が桁違いです。でも、これも考えようによっては思ったほどの節約にはなりません。この点に関してはまた記事で。