Chicago 日帰り旅行

日本領事館に行くため、日帰りでシカゴに行ってきた。オマハからだとサウスウエストで一時間半。悪天候による遅延もなく、まずまずの一日だった。

サウスウエストはシカゴではミッドウェイ空港という市内の南の方にある空港に入っている。ここから領事館のあるダウンタウンまでは「エル」と呼ばれる電車で一時間ちょっと。距離的には一時間もかかる距離ではないのだが、エルはあんまり速いスピードで走らない。高架の鉄柱など錆びて老朽化している部分も多く、はっきり言って高速で走られては怖いような代物である。

それでも、空港からダウンタウンまでタクシーに乗れば30ドル、40ドルはかかるし、渋滞に巻き込まれることを考えれば、ちょっと不気味でもエルに乗る。現在の料金は一回$2.25(距離制限なし)。途中下車しなければ非常にお得である。

領事館のあるビルの一階のロビーは、いつの間にか改装されていた。前回に行ったときは、確か何階に何のオフィスが入っているかを表示してあったのだが、今回はそんなものはなく、タッチスクリーンで調べるか、受付に聞くしかない。前の記憶によれば、日本領事館だけでなく他にも領事館がいくつか入っていたはずで、セキュリティーのために一覧表をやめてしまったのだろうか?(ほんとのテロリスト相手だったら、そんなことしても無駄だと思うが。)

さて、飛行機が予定より早めに到着し、領事館での用事が思ったより早く終わったので、帰りの飛行機までの間にちょっと時間ができた。まずはこの近くにアップルストアがあったはずだと思い出し、そこで iPad に触ってみることにする。

案の定、アップルストアは平日の昼間だというのに、 iPad に触りに来た人でいっぱいだった。いろんな言語の画面が開いていたから、観光客も多いのだろう。もしかしたら足止めをくらったヨーロッパ人が暇つぶしに遊んでたのかも。 iPad は思ったよりも重かった。本体はアルミの塊なので、雑誌なんかの感覚で手に取ると、ずしりと重い。こんなもの、長時間手に持って読むのはちょっと無理かもしれない。使い勝手は大きな iPhone といった感じ。(すでに iPhone のプロのつもりである、えっへん。)ついでに新しい MacBook Pro と(こちらは新しくない) iMac で少し遊び、アップルストアを後にする。

このミシガン通り沿いというのはシカゴきっての繁華街で、ニューヨークで言えば5番街かマディソンかといったところだが、ニューヨークと違うのは、これを外れてしまうとほとんど何もなくなるところ。しかし、いつまでもミシガン通りをうろうろしていると、そのうちにお金を使ってしまうかもしれないので、空いた時間を利用して、前の家のあるエバンストンにまで足を延ばすことにする。

(ちなみにノースウエスタン大学の医学部、法学部は、このミシガン通りとミシガン湖のあいだというウルトラ一等地にある。はじめて行ったとき、「ニーマン・マーカス(高級百貨店)の裏にある大学だなんて〜!!!」と痛く感動したものである。ニューヨークのロックフェラー大学、コーネル大学医学部も Upper East Side の一等地にあるが、どちらかといえば Saks Fifth Avenue のすぐ側にある St Patrick のようなものか?)

エバンストンもエルの沿線なので、交通は便利である。前の家の近くの駅で降り、あたりを歩いてみたら、全然変わってなかった。わたしの家もピンクの外壁はそのまま、家の前の大きな木もそのまま、裏のツリーハウスもそのまま。2、3年前ならこの季節になると、屋根の葺き替えやらキッチンのリモデルやらで、ほとんど各ブロックに一軒は家の前にダンプスターを置いてる家があったものだが、今日は全く見かけない。 For Sale サインの出ている家は一軒だけ。前の職場の隣の建物は、三年前にはどこかのデベロッパーが買って tear down するという話だったが、空っぽのままで建っている。近所のコーヒーショップと日焼けサロンの入ってたところには lease の貼り紙。やっぱり不況なんですね。

エバンストンからミッドウェイ空港まで再びエルに乗り、帰路につく。う〜ん、やっぱり都会はいいな。何となく落ち着きます。オマハみたいにチョロリと申し訳程度にダウンタウンがあり、住宅街を抜けるとあとはトウモロコシ畑ばかりという風景だと、なんだか本当に陸の孤島にいるみたいで不安になります。そう言うと、変人呼ばわりされることも多いのですが、アスファルトとビルと渋滞を見ると、安心できるんですよ。わたしにとって「大自然」というのは、遠くから眺め、時折訪ねて行って感動するもので、日常的にその中に住めるものではないようです。

それから、今日一日中、電車や飛行機の中で iPhone で本を読んでみたけれど、これは軽くて便利。

8 thoughts on “Chicago 日帰り旅行

  • April 20, 2010 at 3:24 am
    Permalink

    電車の音、車の音、高校生のバカ騒ぎの声、パトカー・救急車のサイレン
    暴走するバイクの音、廃品回収の車のうるさいマイクの声
    そんな音の中で生活する事が当たり前なので、静かになると落ち着きません。
    一時、奥まった住宅街の中で生活した時、音を求めて徘徊していました(~_~;)

    Reply
    • April 20, 2010 at 10:02 pm
      Permalink

      都会の喧噪の中には、それなりの安らぎ(?)がありますよね。よかった、わたしだけじゃなかった。。。

      Reply
  • April 21, 2010 at 9:31 am
    Permalink

    同じ日の同じ場所にいました。ipadの側にいましたがもしかして
    あの時のすらりとした日本人の人はあなただったのでしょうか?
    ipadをiphone扱いしてしまい友人がこんなでかい電話は要らんよ!
    と言うと隣で笑っていた日本人の男性がいましたが同じ方ですか?
    もし違ったらごめんなさい・・

    ダウンタウンは初めてでしたが友人の言う『同じ税金払うなら都会がいい』の
    意味が良くわかりました。車がなくても徒歩圏内で全てが揃うのは魅力ですね
    家賃の心配がなければ住んでみたいですね。シカゴダウンタウン。草々。

    Reply
    • April 21, 2010 at 9:55 pm
      Permalink

      わたしがアップルストアにいた時は、周囲に日本人の方はおられなかったような、、、

      ミシガン通りに沿って春らしく花が咲き乱れ、いい季節ですね。シカゴはまた住んでみたい場所の一つです。

      Reply
  • April 24, 2010 at 5:05 pm
    Permalink

    私は音は無理ですが(一晩中パトカーや救急車のサイレンが鳴り響くマンハッタンや東京都内では眠れない)、都会でないと生活できないです。在CA中にはCAの田舎から戻ってきてLAの都会の明かり、今ではTXの田舎から戻ってきて、ダラスの高層ビル(大してないが)、都会の明かりを見たらホッとします。フェニックスでも小さすぎたので、ダラスより小さい都市には住めない。早く車の要らない大都会に移りたい。

    Reply
    • April 24, 2010 at 10:53 pm
      Permalink

      うちの同居人は人里離れたところが好きらしいんで、そんなに好きなら一人で勝手に行けというとむくれます。車のいらない大都会で、気候が悪くなくて、地震もなくて、不動産の値段もまあまあ、ってありますか?バンクーバーの不動産って正気の沙汰じゃないらしいですね。

      Reply
  • April 25, 2010 at 3:39 pm
    Permalink

    ないと思います…  何やかんや言っても、同居人さんに惚れられている(頼りにされている?)わけですね。

    Reply
    • April 25, 2010 at 6:29 pm
      Permalink

      乗りかかった船、っていうことなんでしょう。

      >ないと思います

      やっぱし。残念。

      Reply

Leave a Reply

Your email address will not be published.

下の空欄に正しい数字を半角で入力してください。 * Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.