生きていく経費

Cheeさんところで生活に必要な経費の見積もりが出ていたので、本当にどれだけかかるのか、うちの最低必要経費を元に計算してみました。

AがCheeさんの見積もり、Bがわたしの月々の固定経費、CがMidwestにCheeさん一家(4人家族)がお手頃サイズの家を買った場合を想定しての固定経費です。

いかにしてわたしがこのような計算結果に至ったか、ちょっと説明したいと思います。

まず最初にわたしの経費、Bを見てみましょう。うちは食費および生活必需品代(トイレットペーパーや洗剤)、ガソリン代、ちょっとした家のメンテナンス費用は同居人が出すので、わたしの経費としてはゼロです。住宅ローンが固定経費のほとんどを占めますが、これはわたしたちの好みで大きな家に住んでいるためで、必要があれば住宅ローン額はもっと減らすことができます。この額には、繰り上げ返済のための余分の支払いも含まれています。家が大きい分、光熱費も高めになっています。光熱費は一年分の平均、うちは冷房は嫌いなので使いません。ケーブルテレビがないのでインターネットはDSL、このため固定電話代が少し高くなります。自動車保険は新車の(今や評判の)プリウス一台、大人二人がドライバーですが、月々の保険料はネブラスカではこんなものです。ただし、この保険料には、優良ドライバー割引と、六ヶ月分の保険料まとめ払いの割引が含まれています。医療保険、生命保険はわたしが職場を通じてかけているものの実際の額です。(同居人は別に医療保険を持っています。生命保険はかけていません。)

わたしが固定経費と考えるのは、この表の「生活必需品」までです。それ以下の項目は、「お金が余れば買ってもいい」ものです。衣料費、教育費が「必需品」じゃないなんて酷かもしれませんが、年収6万ドルで暮らすにはそれくらいの覚悟が必要です。

さて、Cです。年収6万ドル、家族4人で、いったい毎月の手取りがいくらになるのかまず計算してみました。ここで大事なのは、健康保険、医療費は”pre-tax”で払えるという事実です。(医療費は前もってflexible spending accountを設定する必要があります。)会社が401kのマッチもやっているなら、これももらわないと損なので、税金(連邦と州)の他に健康保険 ($400)、flexible spending account ($200)、給料の3%が401kに引かれる(マッチの上限を3%と想定)としても、このウェブサイトの計算によると手取り$3500弱となりました。ここで注意してほしいのは、健康保険と医療費はすでに支払っているという事実です。おまけに少額ながらも貯金もしています。$3500からCの$2500を引いた残りを、衣服、教育費、交際費、それから貯金に回すことができます。

Midwestで$150Kくらいの家を$100Kのモーゲージで買えば、ローンの返済、固定資産税、保険を合わせて月々の支払いが$1200くらいになると思います。このくらいの大きさの家だと光熱費もうちほどかからないだろうから、ガス、水道はうちの半分、冷暖房代はすでにガス、電気のうちに含まれています。HOAのあるタウンハウスに住んだこともありますが、HOAは人の生活に文句をつけるだけで何もプラスになるようなことをしてくれた覚えはありません。だからHOAのない所に住みます。電話、通信費はケーブルテレビ込みで計算しましたが、最近ケーブルは値上がりしてるらしいので、もう少し高いかもしれません。自動車はこれは一台の見積もりです。保険は二台にしても二倍にはなりません。Multi-car割引が効くし、それに大概は一台がちゃんとした車(ママと子供たちが乗る方)で、もう一台(パパが乗る方)は車両保険をかける値打ちのないボロ車というのが相場ですので、二台目の保険料はかなり安くなります。

Cheeさん、この程度なら何とか生きていけません?

11 thoughts on “生きていく経費

  • March 4, 2010 at 1:54 am
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    おお!すごいです。
    やはり$100Kモーゲージ作戦ですね!
    これで子供に必要なものを、おじいちゃんおばあちゃんにお願いすれば、かなり苦しいけれどギリギリどうにかやっていけそうですね。ちゃんと貯金もできているのがすごい!
    医療保険をpre-taxで設定するといいのですね~。
    うちの場合は夫だけならいいけれど、わたしもドライバーに含めると、割高の自動車保険になってしまう状況でした。 私のドライビングヒストリが短かったからだと思います。今は大丈夫と思います。年間でまとめて払っていました。
    ふ~。また、頑張って夫を説得しなくては。^^;

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    • March 4, 2010 at 10:39 pm
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      Cheeさんが書いてくださったサイトで興味本位でカリフォルニア、サンフランシスコエリア、親二人、子二人というパターンをやってみました。

      なんと年間(税金も入れて)6万ドル!これはどう見ても、親も子も着のみ着のまま、余分な経費ゼロというウルトラスパルタンでは!?

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  • March 4, 2010 at 10:56 pm
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    ハハハ、そんな無茶な結果になりましたか!
    怖いな~と思うのは、この計算で出てくる数字あたりが、本当のPovertyラインだと思うんですよ。 つまり中間世帯収入だと、もうPoorです。
    ところが、政府の基準ではPovertyラインは4人家族で$25K程度。 この3倍以上の収入があると、中間層とみなされて税金取られるばかり。 嫌になっちゃいます。

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    • March 5, 2010 at 12:00 am
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      Povertyも、welfareの仕組みを知り尽くしているプロはもっとうまくやるんでしょうね。この計算、child careのコストも入ってますから、夫婦共働きが前提みたいです。おっちゃんが4万ドル、奥さんが2万ドルとすると、どう考えても楽な仕事じゃなさそう。(しんどい仕事ほど低賃金なのは何故!?)

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  • March 7, 2010 at 1:14 am
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    人の家計簿を見てしまったような気がしてちょっと気が引けますが…
    親の世代より今の方が生活が大変って、親の世代が若かった頃にはインターネットや携帯の費用なんて生活費に入っていなかったわけです。コンピューターもなかったし。この辺でも50~60年代築の家にはガレージが一台分しかないところもたくさんあり、当時は一家に一台が普通で、家も小さかった。今はSec.8でも、ケーブルTVもフラットTVもコンピューターもあたり前。それだけ全体的な生活水準が上がっている、ぜいたくになっているわけです。

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    • March 7, 2010 at 1:35 pm
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      Discretionary spendingの部分を公開するのは気が引けますが、最低限のfixed expenditureって基本的には似たようなもんだろうと思うのであまり気にならないです。(もちろん、お城に住んでいれば、必要経費もぜんぜん桁違いでしょうが、そういうのでなければ。。。)
      テレビ、コンピューターももちろんのこと、あと子供いる人見てると、稽古ごとや課外活動にかかる費用も昔と桁違いのようです。昔は子供たちが集まって、その辺で勝手に遊んでたのが、今は全部(お金のかかる)structured activityになってるらしい。最近では大学を出た子供の就職活動のためのコーチング費用まで親が払うんだそうな(http://www.nytimes.com/2010/03/06/nyregion/06bigcity.html)。

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  • March 7, 2010 at 11:54 pm
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    その記事で思い出しました。10年くらい前の話、私の友人がアトランタに住んでいた頃、子供をアイビーリーグ進学で有名な高校までエスカレート式で行ける私立の幼稚園に行かせようと受験対策。まずは私立に行く能力があるかどうかを見極めるのに、Speech-language Pathologistによるテスト。料金220ドル。このテスト結果によって、だいたいどれくらいの学校であれば合格可能であるかをアドバイスしてくれ、成績が悪ければ「受験しても無駄」ということに。このテストにパスした後は、Child Psychologistの評価。個人面接の後、他の子供たちと遊ばせ評価。料金は、それぞれ250~350ドル。結局、校区のいい地域に引っ越して公立に行きましたが。

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    • March 8, 2010 at 11:40 pm
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      超名門幼稚園に入る競争ってすごいらしいですね。親も小論文書かなきゃならないらしい。こういうところに行かせたがる親って、HarvardとかYaleに行ったsuper-competitiveなタイプがほとんどだから、大学入試よりも熾烈な戦いだそうです。こういう時に、他の子と違ったバックグラウンドを持ってると有利なんだそうです。

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  • March 9, 2010 at 5:54 pm
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    O-yaさんのご指摘の通り、通信費はぜいたくといえばぜいたくですが、無いわけにもいかない。便利だからというよりも、そういうのに全く触れさせないで子育てしたら、それはそれで社会についていけなくなりそうですし、新聞代わり、参考書代わり、手紙代わり、と思えばこんなもんか?と言う感じです。
    本当はいけないのかもしれないですが、ケーブルテレビも安あがりの子守というか、Animal Planetとか、家事している間、ほんとうに助かります。それ全部で$200ならいいかと。笑
    我が家はたぶん60年代+通信費くらいの生活水準で、生活したいと思っているんです。小さな家に車1台で公立学校、母親が家にいる時間が長くて、こどもの宿題も見る。 できればまだこどもが、近所の子のところに自分で遊びにいけるような環境に住みたい。(もうないかそんなの。) 

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    • March 9, 2010 at 10:26 pm
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      この辺り(オマハ)は夏には子供が勝手に遊んでますよ!自転車乗ったり、歩道でhopscotchしたり。アメリカ来て、こんな(当たり前の)光景見たの初めてです。

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