ヒラリーの初外遊

新国務長官ヒラリー・クリントンの初外遊先がアジアだというので注目を集めているようですが…

ネットで見る日本の報道では「ヒラリー、日本へ」というイメージを受けますが、アメリカでの報道は「ヒラリー、中国へ。ついでに日本とか韓国とかも行きます。」という感じですね。日本はアメリカにとっては電化製品とトヨタの国。政治上は安全パイ過ぎるのでしょう。

「アメリカは中国に巨大な借金があるから。」といってよく騒いでいますが、中国のアメリカ国債保有高が日本を抜いたのはほんの最近のことで、それまで日本が最大の債権国だった。(ウィキのこのページに最近の表が載っています。)「中国がアメリカの借金を全部返せと言ってきたら大変なことになる。」という議論はときどき耳にしますが、「日本が返せと言ってきたら」という議論はとんと聞きません。それだけ日本はアメリカに従順だと思われているんでしょうか。

日本側からは「アメリカは中国にばかり目をやって、日本のことをあまりに当たり前の存在だと思っている。」という意見を見かけますが、では日本はアメリカに何を求めるのかといえば、そこのところ、はっきりした主張を聞いた事がないような気がします。「以心伝心」はアメリカ人が最も苦手とするところですから、とにかくしつこいくらいに主張する必要があると思うのですが。

先日、隣のオフィスに来ていた中国人の学生とアメリカ人の教授の会話をたまたま耳にしたのですが、この学生、半年前に中国から来たばかりだというのに英語はすごく上手いし、会話の内容もしっかりしている。ニュースで見る中国といえば、メラミンミルク事件だの、毒物混入歯みがきだの、とんでもない事件ばかりですが、十億の人口の中から競争に勝ち残って出て来る学生というのは、善し悪しは別としてものすごいパワーを感じさせます。こんな連中と張り合っていくだけの底力が今の日本にあるのでしょうか?

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